淡路島を訪ねる

淡路人形浄瑠璃は郷土芸能である以上に、

日本の演劇史で大きな役割を果たしてきました。

最盛期の18世紀初めには40以上の座本が覇を競い、

各地に人形芝居を伝えました。

時代物を得意とし、気軽に楽しめる早替りや道具返し、

衣装山など淡路独特の演出や演技も派手でケレン味が尊ばれ、

人形芝居本来の雰囲気を残した外題も多く、

女性の座員も活躍する舞台は華やかです。

ふしぎな建物のカタチは、2012年8月8日、

建築家の遠藤秀平氏設計により人形浄瑠璃の専用劇場としてオープン！

上空から見ると人形の頭の部分「かしら」に見えるよう

曲線を活かしたデザインとなっています。

また、戎さまと一緒に写真撮影ができるのは淡路人形座だけ！