淡路島を訪ねる
弥生時代につくられた村の跡 五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡
五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡
五斗長(ごっさ)は、兵庫県は淡路島の北西部にある集落の名前です
(正式な住所は淡路市黒谷)。
東に標高200メートルの津名丘陵を背負い、
西は眼前に瀬戸内海をみおろす高台に位置し、
山と海とおいしいものに囲まれた元気いっぱいの村、それが五斗長です。
2001年、農地の下に発見された遺跡は、なんと弥生時代後期の鉄器づくりのムラの跡。
「五斗長垣内遺跡」は地域みんなに愛される交流拠点として現代によみがえりました。
復元された鉄器工房の三角屋根は、新たな五斗長のシンボルです。
後に、遺跡からは朝鮮半島製と見られる斧(おの)や、鏃(やじり)など
100点をこえる鉄器が出土しています。
この結果から、半数以上の建物が鍛冶作業用の建物であり、
ひとつの遺跡で100年以上もの長い間、
当時とても貴重であった鉄器を作り続けた村として、
たいへん珍しい遺跡であるといえます。
アクセス方法
施設名 | 五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡 |
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住所 | 兵庫県淡路市黒谷1395-3 |
電話番号 | 0799-70-4217 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌平日)、 年末年始(12月28日~1月3日) |
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